何かを言っているようで、何も言っていない表現。それが、小泉進次郎による「進次郎構文」です。
岸田文雄首相の不出馬を受け、事実上「次の首相」を決める自民党総裁選が注目を集めています。
7月の東京都知事選で過去最多の56人もの候補者が林立しましたが、
今回の自民党総裁選でも、最大11人の名前が挙がっています。
そんな中、9月6日、小泉純一郎元総理の次男、小泉進次郎氏がついに自民党総裁選への立候補を表明しました。
「次の総裁にふさわしい人」小泉進次郎がトップ
このような世論があるらしいのですが、まったく同意できません。
なぜなら、進次郎氏に厚みを感じないんです。
過去には、「気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべき」といった、何のこっちゃ?の発言で物議をかもしたこともあります。
セクシー進次郎の爆誕です。
独特な発言・表現は、「進次郎構文」と名付けられにネット上で揶揄されています。
ちょっと調べてみると
「今のままではいけないと思います。だからこそ、日本は今のままではいけない」( ´∀` )
「このプレゼント頂き物なんです」( ´∀` )
「未成年飲酒なんて子供のすることですよ」( ´∀` )
そうです。意味をなさない同語反復が頻出するんです。
何かすごいことを言っているようで、何も言っていない。これが「進次郎構文」!
実際、進次郎構文で話そうと思っても、簡単には思い浮かびません。
言えそうで、言えない!
きっと、大喜利に長けた芸人さん達は、次々浮かんでくるんでしょうね。
小泉氏は、友達、親戚、先輩、後輩なんかだったら愛されキャラで人気なんだと思うんです。
でも、日本の未来を背負う総理大臣にはなってほしくないなぁ。もっと重厚な方がいいな。