【受験後遺症】という言葉があることを、最近知りました。
【受験後遺症】の大人が、自分の劣等感をこどもで払拭しようとして、こどもを追い詰めるという問題がクローズアップされてきています。
こどもを追い詰めるなんてこと、多くの親は望んでいないですよね。
望んでないのに、結果、追い詰めていることは悲しいことです。
受験後遺症とは、どういうことなのか調べてみました。
【受験後遺症】とは
【受験後遺症】というワードを生み出したのは、福岡市で塾を経営している「鳥羽和久」さんです。
受験後遺症というワードに、明確に定義されてものはありません。
昭和の時代、戦後、高度成長期を迎えた頃には、「よい学校(偏差値の高い学校)にいけば、よい就職ができる。そしてよい人生をおくれる」という考えが広く信奉されていました。
実際、高学歴の人ほど高収入を得られるケースが多かったのでしょう。
受験競争に勝つ=人生の勝ち組となる。この思想を持つ大人は、いまでもたくさんいると思います。
しかし、最上位に位置する者しか、勝ち組意識を持てない。
多くの人は負け組意識を持ち、かつ未だに払拭することができない、
受験競争に敗北したコンプレックス・劣等感を抱え続けている。
こういう状態のことを【受験後遺症】というのでしょうか?
こどもを追い詰める
いま、問題が表面化してきているのは、受験後遺症をかかえた大人(親)が、我が子に与える影響です。
- あなたのことが心配
- じぶんの劣等感を子どもを利用して隠す
- あなたが頑張るといったから応援している
- 言質を取り子どもを支配コントロールする
- あなたの好きなことを自由にしてよい
- 理解あるフリをする
上記のキーワードをみるだけでも、深刻な問題があるのがわかります。
これらの問題については、今後、改めて調べてみようと思います。
まとめ
【受験後遺症】の大人が、自分の劣等感をこどもで払拭しようとして、こどもを追い詰めるという問題がクローズアップされてきています。
受験後遺症という言葉を知って、調べてみて、まだまだ調べ足りない、もっと知りたいと思いました。
また、勝ち組意識をこじらせた人の、その後の人生も調べてみたいと思いました。
今回、【受験後遺症】を調べるにあたって、鳥羽和久の著書を参考にさせていただきました。